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その他の団体・行政からのお知らせ
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釣り団体・行政ニューストップ

その他の団体・行政からのお知らせ 【2013年記事一覧】



平成13年度「北海道サケネットワーク」(代表・浦野明央北大名誉教授)の総会と、北海道サーモン協会主催による「全道サケ会議」が11月2日、札幌市内のエルプラザで開かれた。

サケ関係団体から30名近くが出席し熱心に話し合った

北海道サケネットワークは、サケと自然との関わりなどの諸問題に取り組む市民団体、研究機関、学校、企業など23の会員からなり、主に情報交換を行っている。前半に開催された総会には26名が出席。浦野代表は「ネットワークの情報交換を強化するためホームページをさらに、充実させるとともにニュースレターの発行に力を入れていきたい」とあいさつした。続いて、木村義一事務局長(北海道サーモン協会代表)により、収支決算など事務関係の報告、新年度の活動計画、予算案などの説明があり、すべて承認された。その後、出席団体による、近況報告が行われた。
内容としては、「道内のサケの漁獲ね過去2年間に比べると回復傾向にある。5、6年魚が多く高齢化傾向の傾向もあるる」(道立総合研究機構さけます内水面水産試験場)、「石狩川の旭川地区で放流したサケは、河口では銀毛状態で100匹ほど獲れている」(水産総合研究センター北海道区水産研究所」、「20年以上サケ学習に取り組み、稚魚を放流している。有名出版社が活動を取材し本になったり、教科書にも掲載されることになった」(札幌市立東白石小学校)、「旭川周辺の河川環境の改善が少しずつ進んでいる。100名ちょっとのあさひかわサケの会が発足するなど、市民の関心も高まっている」(大雪と石狩の自然を守る会)、「標津川で、3年前から自然産卵を重要視し産卵床調査に取り組んでいる」(標津漁業協同組合)、「水産分野の研究所をつくった。震災以後3年間、サケの回遊少なかったが、今年はいいようだ。推移を見守っている」(岩手大学三陸復興推進機構)などだった。
  次いで、北海道サーモン協会主催の「全道サケ会議」(29名出席)に移り、「サケから川を考える」をテーマに3名の講師が講演した。
講師とそれぞれの演題は、以下のとおり。(敬称略)
◎河村 博(積丹町サクラマスサンクチュアリセンター・環境生態系保全技術指導員)「生物多様性がささえる森・川・海のつながり」
◎有賀 望(豊平川さけ科学館学芸員)「サケを通して見た豊平川の河川環境」
◎妹尾優二(流域生態研究所顧問)「魚の気持ちを川の形に」
河村氏は、河川流域の森林の保全など環境の重要性について強調し、「とくにサクラマスについては、川を生活の場としており、人による川の環境改変がサクラマスの資源減少を促したと考えられる」とした。
有賀氏は豊平川のサケの現状について報告。「豊平川における卵から稚魚までの生残率は12.5%で、千歳川の20%より低いのは、 都市型河川における融雪期の河川環境の悪さが原因の1つ」とし、河床低下などの問題を指摘。「カムバックサーモン運動の本当のゴールは、自然再生産による野生サケの定着ではないか。そのためには、環境の改善が重要」とした。
妹尾氏は、淵、平瀬、川原などからなる自然河川が、魚類などの生物の生息環境にとって、いかに重要かといった観点から解説。「人為的に水を強制して流すのではなく、ときには洪水が起きるなど、より多くの水を自由に活動させながら、水に川づくりを手伝ってもらう工夫が必要」と、河川環境を回復させた実例を紹介しながら訴えた。
  講演の後は、出席者による意見交換が行われた。河川環境については、「都市河川の環境を変えていくには、市民の声の高まりがないとだめ」、「川づくりはまさにこれから、切り口を変え新しい視点で」、「小・中学生のうちから教育を」といった意見が出された。20年ほど前は、市場での取扱量が2割ほどだった養殖サケは今や6、7割となっており、それについては、「養殖サケが気になる。チリ産は抗生物質を使っているが統計もない」、「養殖物の危険性は表に出ない。学問的な立場でデータを」といった意見が出た。
また、来年度のサケ会議のテーマについては、「サケをシンボルとした教育の振興」(浦野代表)となった。

2013年度 北海道サケネットワーク総会と北海道サーモン協会サケ会議
(以下開催要項)

2013年度 北海道サケネットワーク総会
並びに北海道サーモン協会サケ会議プログラム
日 時 13年11月2日(土) 13:00分〜17:00
場 所 札幌市男女共同参画センター(Lプラザ)2F 環境研修室
    (札幌市北8条西3丁目札幌駅北口地下道直結)

T.北海道サケネットワーク総会 13:00〜

【報告】
1.12年度活動報告
2.会員の異動

【協議】
1.12年度収支決算報告
2.12年度会計監査報告
3.13年度予算執行状況
4.14年度活動計画並びに予算案
5.役員改選
6.その他

【情報交換】
会員からの報告

U.北海道サーモン協会サケ会議 14:00〜17:00
テーマ  「サケから川を考える」

【趣旨】サケをはじめ様々な生き物がくらす川と流域の環境について、多様な視点から考える。

講演「生物多様性がささえる森・川・海のつながり」
積丹町サクラマスサンクチュアリセンター
環境生態系保全技術指導員  河 村 博

講演「魚の気持を川の形に」
流域生態研究所
顧問 妹 尾 優 二

講演 「サケを通してみた豊平川の河川環境」
札幌市豊平川さけ科学館
学芸員 有賀 望

【総合討論】
旭川・忠別川シロザケ産卵観察のおすすめ
旭川地区でカムバックサーモン運動に取り組んでいる市民グループから、今季のサケの遡上観察報告が寄せられた。
(以下報告内容)
旭川市内の忠別川でシロザケの遡上数が日々増えてきています。
今週末から11月上旬頃までが群れで確認できて、その後は確認できる数は減っていくと想定しています。
場所は道道旭川環状線の旭神町と東光をつなぐツインハープ橋が観察ポイントです。ツインハープ橋の下流で忠別川とポン川が合流しますが、ポン川でシロザケが群れで産卵行動を行っています。観察ポイントは橋の真下で、産卵行動が確認できます。
群れでシロザケが戻ってくるようになったのは、北海道区水産総合研究所で大規模な稚魚放流を行った成果です。
忠別川に25万尾放流×3回(2009年3月〜2011年3月の3回放流)
1年目1回目の放流個体は2009年3月放流・2008年10月27日受精で、2歳5年魚。2年目2回目の放流個体 2010年3月放流・2009年10月28日受精で、3歳4年魚。3年目3回目の放流個体 2011年3月放流・2010年10月22日受精で、2歳3年魚。
画像は10月19日、朝のツインハープ橋付近の様子です。
少し川が濁っていますがシロザケが写っています。こんな感じで観察できます。今年は駐車場もあります。旭川開発建設部で河川敷に車が入れるように車止め(ゲート)を開放しています。橋の真下まで車の乗り入れが可能です。
観察には偏光サングラスがあると、水面の反射を抑え見やすいです。
(山田 直佳)。

豊平川河川清掃兼サケ遡上観察会実施(北海道サーモン協会)
 北海道サーモン協会(木村義一代表)は10月12日(土)午後1時半から、会員による毎年恒例の豊平川河川清掃を兼ねたサケ遡上観察会を実施した。実施場所は水穂大橋周辺で、両岸の河川敷で空き缶やタバコの吸殻などを丹念に拾い集めた後、札幌市豊平川さけ科学館の職員が、産卵床近くで捕獲したメスザケを観察。職員から豊平川や近隣河川のサケ・マス類の遡上、産卵状況などについて説明を受けた。

会員が河川敷を清掃


 それによると豊平川でのサケの捕獲第1号は9月10日で、例年より遡上が少し早かった。現在までに観察した産卵床が224箇所あった。豊平川のサケは自然産卵によるものが7割、放流によるものが3割の比率となっている。平均サイズは全長66センチ、体重3キロほど。毎年1000〜2000匹ほど帰ってくる。メスは卵を産むとそこで1週間ほど見守り死ぬ。オスはさらに別のメスを求めて移動し、より多くの子孫を残そうとする。卵や稚魚も含めると、川にサケがいない時期は7月と8月だけなので河川環境が大切だ。最近は開発局も河川改修の際に気を遣うようになってきた。琴似発寒川では、サクラマスが上流の平和湖まで遡上している。これは、ボランティアが河川横断物の魚道の清掃を行ったことによる。カラフトマスの1、2匹だが遡上している。カラフトマスはサケ・マス類の中では最も進化しており、生まれた川以外にも遡上し、生息域を広げようとしているのではないか。琴似発寒川のサケは100%自然産卵によるもので、メスザケは、“出っ歯”で顔付きに特徴があるといった興味深い話もあり、会員は熱心に耳を傾けていた。協会の木村代表からは、琴似発寒川ではかつて稚魚を放流した人がいて、それが野生化したのではないかとの情報提供もあった。

豊平川サケ科学館職員から説明に耳を傾ける会員



 サケと環境の関わりを考える北海道サーモン協会(木村義一代表)主催の第9回公開市民講座「アキサケはなぜ体に良いか」が、札幌エルプラザの調理実習室で開かれた。参加者は午前の部が32名、午後が19名、スタッフがが10名。

 木村代表による講義


 最初に木村代表が、サケの栄養価、サケの種類、国産と輸入物の需給関係、安全性の違いなどについて説明。とくに安全性については、「養殖輸入物については抗生物質が投与されており、体内に蓄積する心配があるので、とくに小さな子どもには国産天然物のアキサケを食べさせよう」と訴えた。

 
輸入物と国産アキセケの関係について説明

 続く調理実習では、講師が「さけめし・バター醤油味」、「美味しい鮭汁」、「鮭のマリネ」の3品を紹介。このうち鮭汁とマリネについて、参加者が料理にチャレンジして試食した。午後の部では、木村代表による塩イクラの作り方の特別講義もあった。食パンに付けても美味しい塩イクラとあって、参加者も興味津々という様子で説明に耳を傾けていた。

 
調理実習風景

<塩イクラの作り方>

サケ卵1腹分(500〜600g)のレシピ
◎塩水の準備
A.濃い食塩水(漬け込み用)…水4リットルに対し塩1.4s(飽和食塩水)
※Aの水量と卵の量の関係…卵の重さ(s)×2プラス3リットル
※塩の飽和量…35.8%(20℃)。塩水Aは実際には時間をかけても溶けず結晶が残る。15分程度溶かしてみて、結晶が残っていてもかまわない
B.薄い食塩水(洗浄用)…水4リットルに対し塩40g(1.0%塩水)
◎卵の準備
1.卵をほぐす
2.皮や血管などのゴミを大まかに除く
※真水で洗わないように注意
◎洗浄と漬け込み
1.塩水Bのうち2リットルを卵にかけ流して洗う
2.塩水Aに漬ける
※塩分が均等にいき渡るようにかきまぜながら、細かいゴミを取り除く。漬け込み時間は、ご飯用は7分、パン用は5分。正確に計ること。
3.ザルにあけて、水気を切る。
◎仕上げ
1.残りの塩水Bをイクラにかけ流す
2.真水にさっと通す
3.乾かぬようにふきんで覆い、水気がなくなるまで1〜2時間冷蔵庫で保管する
◎最後の作業
オリーブ油を手にまぶして、イクラに薄く塗りつける。食べごろは1〜2日後から。長期保存は冷凍で

旭川・石狩川で今年もサクラマス・シロザケ確認
旭川地区でカムバックサーモン運動に取り組んでいる市民グループから、今季のサクラマスとサケの遡上観察報告が寄せられた。
(以下報告内容)
●サクラマス
今年も旭川市内でサクラマスの遡上・産卵を確認しました。サクラマスの産卵ピークは過ぎてしまいましたが、例年と同じ所で産卵床ができています。神経質の個体が多く感じられ、魚影撮影に苦戦しています。



●シロザケ
旭川市内忠別川でシロザケの遡上・産卵が確認ができました。忠別川取水堰の下流を9月20日に観察したところ産卵床を確認、この他、複数の魚影も確認しました。確認できるシロザケの数は少ないですが、来月中旬には群れで産卵行動を行っているのが眼に浮かびます。例年、市民が気軽に観察できるツインハープ橋(忠別川・ポン川合流)、群れで確認できるようになりましたら再度報告いたします。



●忠別川取水堰の魚道、仮設水路設置
忠別川取水堰は旭川市水道局の施設で、川は通年ゲートで分断されています。魚道は右岸にありますが問題点のある魚道で、この秋は魚道に少し手を加え魚道に魚を導くための仮設水路を旭川開建で設置します。9月27日に仮設水路に係る作業が予定されています。
(報告者・山田 直佳)

忠別川シロザケ稚魚産卵床から巣立つ


旭川地区でカムバックサーモン運動に取り組んでいる市民グループから、サケ稚魚の観察報告が寄せられた。
 
旭川市内を流れる忠別川でシロザケの稚魚が産卵床周辺や流れの淀み等で確認できるようになった。2月にも稚魚確認の情報が提供を行ったが、数少ない湧き水のある成長しやすい環境の場所で、その後も湧き水に近い水温の場所では稚魚が確認できた。今回は旭川市内を流れる忠別川全域の稚魚が溜まりやすい場所で稚魚確認ができる。今後も、どうなるのか定期的に観察する予定だ。
(写真説明)
産卵床から孵化して泳ぎ回るサケの稚魚の群れ

昨年の忠別川での事例では、6月2日(土)が最後の確認だった。ちなみに、5月26日の観察では、稚魚のお腹の卵黄・さいのうが吸収しきっていない個体も確認している。稚魚の観察について、初めて稚魚を見つけるには、運の良し悪しがあると思う。一度稚魚を見つけられれば、その後要領が分かるので簡単だが、水面が風や流れで波立っているとか、水面反射や警戒心の強い個体群、水が濁っているなど、いろいろな条件がある。(山田直佳)




“旭川カムバックサーモン”自然繁殖確認


石狩川に設置された河川横断工作物の花園頭首工によって、さけ・ますの遡上が途絶えたとされる旭川地区の石狩川で、さけ・ますの復元に取り組んでいる市民グループの山田直佳代表から、昨年秋に旭川市内忠別川でシロザケが群れで産卵し、その後産卵床と産卵床周辺のようすを観察していたところ、シロザケの稚魚を確認。自然繁殖していることが分ったと報告があった。確認できたのは2月10日で、場所は旭川市と東神楽町との界にある忠別川取水堰の下流。その場所は1.3℃〜1.8℃の流水の場所で産卵床に水温計を差し込むと周辺より温度が高く8.2℃だった。確認できた稚魚の数は約100〜150尾くらいだった。その中に稚魚の腹部の卵黄が吸収しきれていない個体も1割くらいいた。
今後も定期的に観察する予定という。




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