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その他の団体・行政からのお知らせ 【2016年記事一覧】


2016年も旭川市内でサクラマス、シロザケの遡上・産卵を確認 2016.10.9
 旭川のサクラマス・シロザケ復元に取りくんでいる山田直佳さんから、相次いで報告が届いたので紹介する。

<サクラマス編>
 今年も旭川市内でサクラマスの遡上・産卵を確認しました。石狩川上流域の旭川市内近郊ではサクラマスが一度絶滅した地域であり、中流域の深川市にある旧花園頭首工に一度目の魚道が出来た2000年から「道総研さけます・内水面水産試験場(旧・道立水産孵化場)」の協力を得て毎年10万〜20万粒規模で発眼卵埋設放流してきたことによりサクラマス=ヤマメが蘇りつつあります。
この復元目的で放流してきた川では、2006年秋に始めてサクラマスの遡上・産卵が確認できたことにより放流を中止しており、自然産卵による繁殖で繋がっている川です。
 産卵床数は調査を始めた2006年以降で最多の数となっています。
 今後も場所を公表せず見守っていきたいと思っています。
 この川のほか、2006年から2008年までは石狩川本流で、2009年から石狩川支流忠別川で卵放流を続けてきていましたが、年々サクラマスの産卵床数も増えていることや、生息域も拡散していることなどから、放流は2013年秋の忠別川を最後に止めました。
 忠別川でも9月17日にサクラマスの産卵を確認しており、そろそろシロザケの産卵行動も始まるのではと楽しみにしています。
(2016.9.26)


サクラマスの産卵行動

★ ★ ★ ★ ★
<シロザケ編>
 旭川市内忠別川でシロザケの遡上と産卵床が確認できました。始まったばかりなので、まだ個体数が少ない状況です。この秋の遡上には特別な期待もしています。
 シロザケが大量に遡上し産卵床も最多だった2012年産卵による子孫の3歳4年魚がこの秋に遡上してきます。川に戻って来るシロザケの多くは3歳4年魚か4歳5年魚で戻ってきているので期待しています。
 観察しやすいツインハープ橋の産卵環境として、昨年まで川底は根固めブロックが露出してましたが、台風によって川が暴れ、そのおかげで上流から砂利が流れ込み川底は砂利となり、いままでより産卵に適した川底となっています。
 観察するには川の水面反射で水中が見えずらいので、釣具店などで販売している偏光サングラスを購入してから行くことを進めます。
 観察しやすい場所は、旭川環状線 ツインハープ橋の真下(旭神町側)になります。
下記の地図の赤マークところから、忠別川の方に曲がって直進すると川の堤防になります。堤防には車両進入防止のゲートがありますが、旭川河川事務所でサケの産卵観察ができるこの時期のみゲートを開放していますので橋の真下まで車の乗り入れが可能です。
位置はこの地図から。
http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E142.23.54.085N43.43.45.692&ZM=9&W=0
参考まで、画像添付します。
画像はこちら>>>
(2016.10.9)
旭川カムバックサーモン 2016年もサクラマスとサケの稚魚確認! 2016.4.4
2015秋に旭川市内を流れる、石狩川水系忠別川でサクラマスとシロザケが産卵しており、繁殖確認の目的で産卵床周辺のようすを観察していたところ、産卵床から浮出した稚魚が発見でき、繁殖確認となりました。
確認できた日について、サクラマスが3月13日。シロザケは3月20日です。添付の写真はサクラマスは2016年3月13日、シロザケは2016年3月26日・27日に撮影した写真です。



(山田直佳)
釣り人注目!ニジマス・ブラウントラウト最新研究論文 2016.3.26
北海道区水産研究所 さけます資源部の長谷川 功氏による「外来サケ科魚類ニジマス・ブラウントラウトの定着メカニズムと在来生態系への影響」と題する研究成果が同研究所の機関誌である「SALMON情報」に掲載され、釣り人など外来魚問題に関心を持つ人々の注目を集めている。同氏は、「この両種を取り巻く状況は、地域(特に本州と北海道)によって大きく異なりますが、それらを包括的にまとめようと試みた解説文は多くないと思います。また、最終部分で書いている『管理方策を模索するにあたって』は完全な長谷川の私見ですので、賛否両論あろうかと思います。ただ、本稿がきっかけとなって外来サケ科魚類に対する問題意識、何か対策をしようと言う機運が高まればよいなと思っています」としている。

SALMON情報のPDF

長谷川 功氏のホームページ
http://sites.google.com/site/825kohhasegawa/home

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